SALT&LIGHT #7
新垣 伝 新垣養蜂園 副代表
祖父の代から65 年続く首里の養蜂園に生まれる。少年時代は蜂に興味はなく、夢は小学校の先生になる事だった。県外の大学に進学し卒業後、働きながら小学校教員免許を取得する。
その頃、二代目である父の体力の衰えから、何かあった時のためにとミツバチについて調べ始める。そこで、世界の作物の60%は蜂の受粉によって作られることや、ミツバチの減少が自然環境悪化のサインであることなど知り、この世界に魅了される。
自身の夢であった教育と養蜂を合わせて何かできるのではと、27 歳で家業を継ぐため沖縄へ帰る。養蜂の傍ら、小学校で「ミツバチ教室」を開催。蜂蜜づくり体験やミツバチを介した自然の仕組みを教えている。
「 子ども達やお客さんと話すときは、少しでも神さまの事を伝えるようにしています。難しいですけどね。」養蜂に携わり今年で10 年を迎える新垣さんはこう語る。
父の信仰から受け継いだ聖書のみ言葉
「親切な言葉は蜂蜜、たましいに甘く、骨を健やかにする」(箴言16 章24 節)
ミツバチを通して、多くの人に世界を作られた神さまを知って欲しいと日々奮闘している。
新垣養蜂園
那覇市首里金城町1-29 TEL 098-884-0814 https://aaa888.org