SALT & LIGHT #9

平良和己さん 合同会社ネイバーフッド 代表

「やっぱり、イエスさまの愛なんですよね」

インタビュー中、よく耳にした言葉だ。弱い人の助けになり、人に喜ばれる仕事がしたい。25歳の時、それまで務めた営業職から介護職へ転身。介護ヘルパー、デイサービス勤務を経て30歳でケアマネージャーへ。

ケアマネージャーとは、介護サービス利用者のQOL(クオリティ・オブ・ライフ=人生・生活の質)を向上させるために包括的なサポートをする仕事だ。従事するうち、ケアマネージャーとして地域に貢献したい、そう考えるようになった。

39歳、自身の理想とするケアの実現を目指し、合同会社ネイバーフッドを設立。ケアマーネージャーの枠を超えて、3歳から始める子ども向け認知症教室「KODOMOKAI3.0」や、珍奇植物の子株や種の交換会などを行う「neighborhood with plants」を企画・開催している。

昨今メディアで取り沙汰される2040年問題や、直近ではコロナ禍により薄れる人のつながり。クリスチャンとして出来ることは、やはりキリストの愛を実践することだと語る平良さんに、真っ直ぐな信仰を見た。

「あなたの隣人をあなた自身のように愛しなさい」  聖書 マタイの福音書22章39節

このみ言葉を土台に、地域の人々の魂を愛し、寄り添うことに日々邁進している。

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