Daily Testimony#34

日常に隠れたイエスさまの祝福を探し出し、ほっこりしませんか。日々の証しを、家族や友達とシェアすると、私たちの内側から主の喜びが湧き上がります。笑いに涙に、何気ない会話の中にイエスさまは祝福を隠しておられます。

再会と祈りの再開(40代女性)

20代の頃から保育士として働いているのですが、最近とても嬉しい再会をしました。

朝、いつものように登園してくる子ども達を出迎えていると。身長が190センチくらいある園児のお父さんであろう大柄な男性が、目の前に立ってマジマジと私の顔を見つめてくるのです。何事かと驚いていると、そのお父さんが「先生、俺のこと覚えている?」と聞いてきたのです。

「えっ?」と一瞬戸惑い、頭の中を整理しますが誰だか全く分かりません。すると男性は「ほら、年少の時に先生に見てもらった〇〇だよ」と言うのです。その名前に「あの甘えん坊の〇〇君ね!?」と20年前の記憶が蘇りました。

その男性は、私が保育士になったばかりの頃に見ていたあの男の子でした。そういえば、あの頃から他の子より頭一つ大きかった〇〇君。体は大きくて強そうなのに、人一倍甘えん坊だったのは先生達の間でも有名でした。今ではその子が立派なお父さんになり、息子を自分と同じ園に通わせていたのです。

その日、嬉しい再会と同時に駆け出しの頃、心に抱いていたことを思い出しました。

働き始めの頃、子ども達がイエスさまに出会うようにいつも祈っていました。しかし仕事では失敗も多く、こんな私が子ども達の保育に携わって良いのだろうかと葛藤の日々。保育の仕事を辞めたいと思ったことは何度もありました。仕事のストレスやプレッシャーから、次第に祈りは勢いを失ってしまいました。

それでも、「先生ー!」と駆け寄って来る子ども達の笑顔に励まされて、今日まで保育士を続けることができました。そんな中、最初に担当した彼との再会は本当に嬉しい気持ちでいっぱいになり、当時の祈りを呼び起こされました。

彼は、クリスチャンになっていたわけではありません。しかし彼と再会し、今はその息子を見ていることに神さまの計画を感じてなりませんでした。イエスさまが私に「まだ、祈ることがあるよ」と言っている様に思えました。

私には小さな祈りしかできないように思えます。しかし、園に通う子ども達やそのご家族が、必ずイエスさまに出会って欲しい。イエスさまはその祈りに必ず答えてくれると信じています。

素敵な再会と、祈るために励ましを与えてくださったイエスさまに、すべての栄光をお返しします。

目をさまして、感謝をもって、たゆみなく祈りなさい。コロサイ4章2節

God bless you

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