二人がもっと楽しくなる#2

夫婦のNGワード

モリヤチャペル牧師 依田献・潤子

Sasagu とJunko のズッコケ夫婦塾その②

毎日を一緒に過ごしている夫婦のケンカって本当に些細なことで始まりますよね?私は、いろんなわだかまりとか、不満とかを言わずに溜めておくよりは、口に出してしまった方がお互いスッキリすると思っているのですが、それでも言ってはいけない

NGワード

がいくつかあるようです。

「容姿」に関することば

生まれ持って備わっている容姿は目につきやすいので、ケンカした時やふとした時に、ポロっと言っちゃいがち・・・。でも” 努力しても変えられないこと” はNGワード

どんな人でも、何かしらのコンプレックスを感じているものです。「目が大きいね」と言われて傷つく人もいるし、「目が小さいね」と言われて傷つく人もいます。相手の容姿に関することばは、毒のついたトゲのようなもの。

こちらは軽い気持ちで言ったとしても相手の心にグサッと刺さるんです。それが相手にとって「図星」の場合は特に、言い返すこともできず、深いところにこもって膿んでしまいます。

じわりじわりと広がって、それをいつまでも「根に持って」変な時にポロっと出てくるのです。

なので、相手の容姿を言う時は、必ず「ほめ言葉」バージョンのみにした方がいい気がします。

例えば、「目が小さいね」の代わりに「可愛い目だね」

「目が大きいね」の代わりに「目が綺麗!」のように。

こう言い換えてあげると、相手のコンプレックスが少しずつ自信に変わっていく。あなたのことば一つで、相手を生かすことも、殺すこともできるんです。

「 家族」に対することば

相手のお父さん、お母さん、兄弟(姉妹)に対するちょっとした文句や評価、これNG

「オレの母親、片付けができないんだよな」

そう自分が言うのはいいのですが、

奥さんに「そうだよね~いつも片付いていないよね」

と言われたら、何かカチンとくる。ムッとして黙るか、無意識のうちにお母さんの肩を持ってケンカに突入しているはずです。

「私のお父さん、口が悪くてね・・・」

そう自分で言っていたとしても、

ご主人に「俺もそう思ってたんだよ。本当、お義父さん、口悪いよな」

って言われると何か納得がいかない。「あなただって口悪いでしょ!!」 「お父さんは本当は優しいんだから、知らないくせに言わないで!」気がつくとさっきまで自分が文句を言っていたお父さんを一生懸命守ろうとしている。

たとえ、「そうだよね・・」と笑って同意していたとしても、心の底には何かしっくりこないものが残るのを感じたことありませんか?これもしばらく時間が経った後、変なタイミングで出てきます。

まるで火山の噴火のように、見かけは静かでも、地下には熱いドロドロのマグマがしっかり流れてるんです。

実は、家族のことを言われると、まるで” 自分に「いちゃもん」つけられた” と感じてしまうからなんですよね。夫・妻が、もし、自分自身の家族をけなしていたとしても、決して気を許して、同調して文句を言わないように・・・。

でも、反対に、あなただからこそ気がつく相手の家族の「良いところ」を見つけてみるのはどうでしょう?

「あなたのお母さん、いつもこういうの気にかけてくれてるよね。」 

「お父さん、口には出さないけど嬉しいんだね。」

「自分の家族がほめられた」「自分がほめられた」となるのが人間の不思議な心理。 近いからこそ気がつかかったことを褒めてもらったり、教えてもらったりするとあなたの株が上がります。

「いつも」

夫婦間でも、子どもに対しても、ついついぽろっと言ってしまう便利なことば・・・

「いつも」

実は、このたった3文字を発すると99%ケンカになるとっても危ないNGワード。

例えば、男性の皆さま。

「あなた、家では” いつも” ダラダラして、手伝ってくれないよね。」と言った奥さんのことばに

「は?いつも?! いつもダラダラしてないし!ていうか、手伝ったことあるし!昨日(先週?先月?)手伝ったさ!」・・・と思わず反論しちゃったことありませんか?

例えば、女性の皆さま。今日あった出来事をご主人に話している時に、

「なんかいつも文句言ってるよね・・・」とぼそっとつぶやいたご主人のことばに、

「は~~ ?! ずっと我慢してて、” 一回” 文句言っただけで!なんでいつもとかいう?!」

という感じでイライラ爆発・・・・

「いつも」と言われると、今までやってあげたことや、配慮してきたことを「全否定」されたものとして受け止めるために、これを聞くとカチンときてつい反論してしまいます。

日本語の「いつも」には、
① 常に、ずっと (always, forever)

② 普段は、たいてい(usual)

の二つの意味があるそうです。

妻(夫)がの軽めの意味で使っていても、夫(妻)がの重い意味で捉えたら、どうやっても会話がかみ合いません。意見を言うはずの「現在」から、相手の「今までの歴史」にさかのぼって全否定してしまう。

いいこともあったはずなのに、それもなかったことにしてしまう、パワーのあることばなんです。

だから、多くの場合は、

自分が言っていたのと違うところで相手が怒っているんだけど?全部ダメなんて言ってない、なんで昔のこと言ってるの?・・・という展開になってしまうのです。

でも、つい言いたくなるこの「いつも」をこらえるだけで、「現在」の問題に対する意見交換ができるようになります。口からするっと出てきてしまう「いつも」。皆さんは言ってませんか?

愛し合っている、すぐ近くにいるからこそ、不用意な言葉を避けて、二人がもっと楽しくなるコミュニケーションが取れるようになりたいですね。

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