SALT&LIGHT#15

マツモトカズトさん シンガーソングライター

マツモトカズトさん

自分の声が嫌いで、周りから「蚊の鳴くような声」と言われていた青年は、「それでもイエスさまの愛を伝えたい」その一心で歌い続けました。

♪ 愛って何だろう

音楽との出会いは、14 歳の頃。ロックバンドのキッスやクイーンに憧れ、新聞配達をして初めて買ったエレキギターを毎日のように弾いていた。

16 歳、失恋の痛手から「愛って何だろう」「神さまって本当にいるのか」と思い悩む時期を過ごす。当時の日記には「神さまが本当にいるなら示してほしい」と綴っていたほどだ。ある日の下校中、新宿の街中で宣教師に声をかけられ、自分の罪のために十字架で死なれたイエスさまの話を初めて聞いた。

イエスさまの大きな愛に触れ、その場で信仰告白をする。自分の声にコンプレックスはあったものの、通い始めた教会でアコースティックギターでの弾き
語りをする。しかし、声量が無く周囲からは、蚊の鳴くような声と言われてしまう。そのため、もっと歌が上手くなりたいとボイストレーニングに励むようになる。

「こんな声でもイエスさまの愛を歌で伝えたい、その気持ちだけでした」

♪ バブル期、怒涛の20 代

18 歳で結婚。

20 代は、バンドマンとして音楽活動をする。バブル最盛期、ライブやイベントに忙しい毎日を送っていた。当時はベース担当で、メインボーカルではなかった。バブルがはじけ仕事も減り始めた29 歳、夫婦共に好きだった沖縄へ移住。5 人の子どもを抱え、家計を支えるため選んだ仕事は

“流し”(バーやスナックに飛び込み訪問で歌を披露し、チップをもらうこと)だった。

沖縄中の飲み屋を、しらみ潰しにまわって歌う毎日。この時期に人前で歌うことへの恐れが消え、喉も鍛えられ、シンガーとして重要な訓練の時となった。「ヤクザの親分さんに伝道する機会があり、その方の家に招かれ聖書の話をすることもありました」”流し” は、生活の糧を得るだけでなく、自
身の救いの証をする場にもなっていた。

♪ 船上、ラジオ、どこでもイエスさまの愛を伝える

3、4年”流し”を続け、これからは安定して歌うことができる場所が与えられるように神さまに祈ると、那覇港を拠点とするクルーズ船のライブアーティストとしての道が開かれる。「とても綺麗な声ですね、とお客さんからお褒めの言葉を頂くことがありました。こんな声でも喜んでくれる人がいるんだと、自分の声に少しずつ自信を持ち始めました」

それから歌手として精力的に活動していく。共に音楽伝道をする教会の仲間も与えられ、リゾートホテルなどでもゴスペルソングを歌ったり、楽曲のリリース・ライブ活動、さらに県内企業のCM でも曲が使用されるようになる。また、ラジオパーソナリティのオファーを受け、浦添市にあるFM21 のゴスペル番組「オーハッピーデー!」がスタート。

クルーズ船で出会った方がリスナーになり、ラジオで聞いた福音に心を打たれ、イエスさまを信じるという恵みも体験した。「イエスさまの愛を伝えたい」その一心で、どこでもイエスさまの愛を証してきたことは無駄ではなかったと、神さまに感謝した。そのラジオ番組も、今年で20 周年を迎える長寿番組となっている。

ゴスペルラジオ番組「オーハッピーデー!」
(FM21毎週土曜日14時〜)
パーソナリティ宮城睦美さん、太田修さんと一緒に

♪ 新たなチャレンジの始動

2018 年にJTJ 神学校卒業。牧師の召命を受け、2020 年には「リジョイスコミュニティーチャーチ」をスタート。オンライン礼拝には、ラジオで繋がった方も参加している。

また、長年専属アーティストを勤めたクルーズ船を降り、マイボイスボーカルスクールを開校。シンガーソングライター、ラジオパーソナリティに加え、牧師、経営者として新しいチャレンジがスタートしている。


自分の声が嫌いだった青年は、一つの想いを胸に歌い続けた。そして、思いもしなかった出会いと人生を歩んでいる。マツモトカズトさんのイエスさまの愛と喜びをのせた歌は、これからも誰かの心に届けられていく。

マイボイス ボーカルスクール
TEL 090-3794-7418
HP https://myvoicekazuto.amebaownd.com/ 公式ブログ kazuto.ti-da.net

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