Daily Testimony#2

日常に隠れたイエスさまの祝福を探し出し、ほっこりしませんか。日々の証しを、家族や友人とシェアすると、私たちの内側から主の喜びが湧き上がります。笑いに涙に、何気ない会話の中にイエスさまは祝福を隠しておられます。

職場で受けた信仰の訓練 Aさん(30代女性)
・小さな印が大きな励ましに Tさん(30代女性)

職場で受けた信仰の訓練

Aさん(30代女性)

 1年ほど前から勤め始めた職場で、神さまの導きと信仰の訓練を体験しました。

まず、同僚のクリスチャンの方2人との出会いです。お2人とも熱心な信仰をお持ちで、すぐに意気投合して会社が祝福されるようにと、毎週祈り会をするようになりました。祈る中でみことばの励ましがあり、お互いに信仰を刺激し合える仲間との出会いに感謝しました。

 また、一人で祈っているときに神さまから「あなたを助ける人を送ります。だから、職場での問題に気をそらさず、わたしの御心を行いなさい」と心に語られました。その時は、クリスチャンの同僚がその助け手だと思っていました。しかし、他の職員の方からたくさんの励ましとサポートを受け、こんなに良い職場に就けたことにまた一つ感謝が増しました。

 しかし、責任を任されるごとに増えていくたくさんの業務。毎日残業続きで、心身ともに疲弊していきました。頭の中はいつも仕事のことばかり、神さまを一番にできていないようで信仰も不安定になっていると感じていました。もう無理だと思い、社長に辞める意思を伝えると「2週間だけ考えてください」と言われましたが辞める意思は固く、2週間のタイムリミットを辛抱しようと思うだけでした。

 その間に、お客さまと大きなトラブルが発生し会社に危機が訪れました。その時、私が祈らなければいけないと強く思わされました。「このまま会社を辞めてしまってはいけない」とそれまでの思いから一変して、会社に残ってとにかく祈ろうと決意を新たにしました。幸い、どうにかそのトラブルは解決することが出来ました。

 そして、また予期せぬことが起こります。社長との約束の2週間がもうすぐ経とうとする社内ミーティング中に、「あなたを昇進させます」とスタッフみんなの前で発表されたのです。一瞬耳を疑いましたが、その時は心も新たにしていたのでお引き受けさせていただきました。しかし後日、社長は私をさらに管理職に昇進させたいと言うのです。本当に耳を疑って「それは無理です。私なんかに務まるはずがありません」と猛反発しました。経験も知識も足りない私が役職につくなんてお客さまにも、スタッフにも迷惑が掛かってしまうと思ったからです。

 それでも社長は譲らず、ぜひ引き受けて欲しいと仰いました。なんで私なのか不思議になり「なぜ、そこまで言うのか理由を教えてください」とお聞きすると、「あなたの内面が良いからです」と仰るのです。正直、納得は出来ませんでしたが神さまかもしれないと思いました。そして、聖書の「主は心を見る」など色々な聖書のことばが思い起こされ、神さまが社長を通して私を導いているんだと確信が与えられました。

 この職場に来た頃「職場での問題に気をそらさず、わたしの御心を行いなさい」と語られたことが更に腑におちて、お話をお引き受けすることにしました。職場には、まだ解決しなければいけない問題がたくさんあります。私には、それを解決できる力があるとは全く思いません。しかし、神さまの導きにしたがって行くなら必ず良い方向に進むと信じています。この場所で私がすべきことはなんなのか、祈りながら仕えていきたいと思います。

小さな印が大きな励ましに

Tさん(30代女性)

 1年ほど前から、職場環境が良くなるようにと祈っていました。しかし、祈りが聞かれる様子は一向に無く、状況はかえって悪くなっていくようにしか見えません。諦めずに祈っていましたが「いつになったら祈りが聞かれるのか」と、しだいに職場の問題よりも心の中の葛藤と戦うようになっていました。教会のメッセージでは、度々「失望してはいけない」と語られ、みことばにしがみつくように祈るしかありませんでした。

 先月のある週は人員が不足し、ただでさえ忙しい業務がいつもの倍に増えてしまいました。目まぐるしい一週間を終え、ふと心の中で神さまに祈りました。「神さま、今週はとても頑張りました。だから、何か私にプレゼントをください」そのような祈りをあまりしたことが無く、なんでこんな祈りをしたんだろうと不思議に思いました。それに続けて、「小さな雲でも良いから、あなたからの印を見せてください」と祈りました。

 しばらくして、腎臓の病気を抱えている知り合いから連絡が来ました。彼女の容態は日に日に悪くなっており、このままだと人工透析をしなければならない状態でした。しかし、その日来た知らせでは、腎臓の数値が以前より2%よくなっており、透析をする必要がないとのことでした。医者には、このままだと確実に透析と言われ、回復の見込みは無に等しい状況でした。たった2%でも、神さまにしかできない大きな2%だと心から感謝しました。

 後日、改めて彼女の回復の事を思い起こしていると、神さまに「小さな雲でも良いから、あなたからの印を見せてください」と祈ったことを思い出しました。その時、私の内側から喜びが湧き上がってくるように感じたのです。神さまは必ず祈りに答えてくださる方だと確信し、今まで抱いていた職場の問題に対する失望が、心の中から消えていきました。

 その時から、喜んで職場に行くことが出来ました。まだ、目に見えて状況がよくなってはいませんが、神さまは確実に働かれていると信じています。

そして、これから起きる奇跡を心待ちにして祈り続けていきたいと思っています。

Church.

弟子たちは出て行って、至る所で福音を宣べ伝えた。主も彼らと共に働き、みことばに伴う印をもって、その確かなことをお示しになった。(マルコの福音書一六章二十節)

イエスさまは、あなたとともに働かれる神さまです。God bless you

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