Daily Testimony#18

日常に隠れたイエスさまの祝福を探し出し、ほっこりしませんか。日々の証しを、家族や友達とシェアすると、私たちの内側から主の喜びが湧き上がります。笑いに涙に、何気ない会話の中にイエスさまは祝福を隠しておられます。

初めてのイエスさま(Nさん30代女性)

 私は、結婚してから教会に通うようになりました。夫とその家族はみんなクリスチャンです。結婚を前提にお付き合いし始めた頃から、結婚したら教会に行かないといけないんだろうなと薄々感じていました。初めての教会は分からないことだらけで、聖書のお話を聞いてもちんぷんかんです。牧師さんや教会の皆さんはとても親切にしてくれたのですが、私にとっては未知の世界だったので、段々と行くのが億劫になっていきました。

 夫とも信仰の話でぶつかってしまい、頭の中では「教会ってなんなの?」とはてなマークが渦巻いていました。しかし、教会で牧師さんに「いつもイエスさまはあなたのそばにいて、あなたを守っているよ」と言われた言葉が心に残っていました。そこまで気に留めることもしていませんでしたが、なぜだか時々その言葉を思い出していました。

 結婚して2年目に娘を妊娠。私たち夫婦にとって待望の赤ちゃん。しかし、初めてのつわりとマタニティーブルーは思っていたよりも過酷でした。それに加えて毎週教会へ通うのは、私にとってとてもストレスになっていました。そんな時、義理のお母さんや教会の皆さんがいつも「体、大丈夫?祈っているよ」と気にかけてくれたことはありがたかったです。

 そして、陣痛が始まって病院へ行きました。初めての出産は不安だらけです。それなのに夫は急にその場を離れてどこかへ行ってしいました。ずっとそばにいて欲しかったのに「なんで?」と不安とイライラでおかしくなりそうでした。心の中で「イエスさま、本当にいるなら私を助けてください」と初めて祈りました。牧師さんがいつも言っていた「イエスさまはいつもそばにいる」と言う言葉を信じて心の中で祈りました。

 すると、不思議と心が穏やかになって、安心感が湧き上がってきました。自分でも不思議な感覚で、こんなこと経験したことがありません。その時、「イエスさまって本当にいるんだ」と初めてイエスさまと言う神さまに出会ったように感じました。夫は何食わぬ顔で戻ってきて、陣痛の痛みが強くなってきた時はしっかり手を握っていてくれました。出産の痛みは、言葉にできないほど壮絶でしたが、無事に娘を産んで胸に抱いた時は今までで一番嬉しい瞬間でした。

 今でもまだ、聖書のお話は難しいところがたくさんあります。それでも、あの時イエスさまが私と一緒にいて守ってくださるのは本当だと知りました。また、教会の皆さんが娘が生まれたことを喜んでくれたことに、とても愛情を感じています。これから少しずつ、イエスさまのことを知っていけたらいいなと思います。

 

「見よ、処女がみごもっている。そして男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる」マタイの福音書1章23節

God bless you

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