Daily Testimony#16

日常に隠れたイエスさまの祝福を探し出し、ほっこりしませんか。日々の証しを、家族や友達とシェアすると、私たちの内側から主の喜びが湧き上がります。笑いに涙に、何気ない会話の中にイエスさまは祝福を隠しておられます。

娘と一緒に歩む(Iさん40代女性)

 中学生の娘が2学期に入ってからのことです。娘は友達との些細なトラブルが増え、家に帰ってくると連日のように愚痴を吐くようになっていました。

 最初は聞くに徹していた私も、毎日同じことばかり言う娘にイライラが募り「そんな事気にしてどうするのよ」とか「大体あんたも同じようなもんじゃない」なんて、娘を突き放すような言葉を吐いてしまいました。

 しかし、彼女にとってはかなりのストレスだったようで、学校での我慢は頂点に達し、とうとう家に帰ってくると泣き出してしまったのです。その時やっと、そんなに苦しかったのかと娘の心の痛みを知り、親としての不甲斐なさを悔い改めました。

 娘を慰め、二人でこの問題のために神さまに祈ろうと話しました。「でもこの気持ちはどうすればいいの?」と聞く彼女に「あなたの心にあるイライラやストレスを神さまに預けるんだよ」と教えました。イエスさまが私たちの心の中に来てくださるように。そして、友達を憎んでしまった罪を悔い改めて、その友達を愛することができるようにと祈りました。

 祈った後、娘は本当にこれでもう大丈夫なのかと半信半疑のようでしたが、次の日学校から帰ってくると今学期初めて笑顔で家に入ってきました。「今日学校どうだった?」と聞くと「今日はとっても楽しかったよ」と嬉しそうな返事。友達とは相変わらずのようでしたが、いつも気に触ることが不思議となんとも思わなかったそうです。彼女自身、祈りの力を体験したようで神さまに感謝していました。

 その後も笑顔の日が続いたかと言うと、実はそうではありません。しかし、娘は祈ることの大切さとその力を知ったので、問題が起こる度に祈ようになり、私にも一緒に祈ってほしいと言ってくるようになりました。10代という多感な時期は、小さなことにもストレスを感じやすくなっていきます。しかし、彼女にとっての苦しい試練の中で、神さまを体験することができたことは、大きな財産になったのではないでしょうか。そして何より、親である私も信仰が成長させられ、娘に寄り添って彼女の信仰を助けられたことは、神さまの恵みだと思います。

 これから娘がどんな女性に成長していくのかがとても楽しみです。そして、彼女の母としてそばにいる私自身の成長にも、神さまに期待しています。

 すべての感謝と栄光をイエスさまにお捧げいたします。

 

彼女は力と気品を身につけ、ほほえみながらのちの日を待つ。箴言31章25節

God bless you

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