すると男性は「ほら、年少の時先生に見てもらった〇〇だよ」と言うのです。その名前に「あの甘えん坊の〇〇君ね！？」と20年前の記憶が蘇りました。

「俺は神さまのために生きるんだ」あの頃もそう思ったが、今回は当時よりも強く深い思いが湧き上がってきた。

去年の年末、いつものように聖書を読んでいるとⅠテサロニケ５章の耳にタコができるほど聞いてきたあのみことばが、なぜか心に響いてきた。

バプテスマを受けてから3ヶ月後、祖母が入院して余命もわずかという状態に。

「もうだめだ」と思いました。ぶつかった瞬間、周りの景色がスローモーションに見えました。体は中に舞い上がり、数メートル先の歩道へ投げ出されたのです。

家では普通の娘の心の中に、どんな問題があるのか分かりません。とりあえず家に帰って祈りました。「神さま、娘のために私ができる最善のことを教えてください」

出社すると、まず会社のトイレに行って「イエスさま、この会社と働いているスタッフみんなを祝福してください」と2分くらいの短い祈りをしました。心の中では「あの人の為に祈るなんて無理」と思いながらも、「イエスさまはみんなの事を愛しているから」と言い聞かせ、来る日も来る日も祈り続け・・・

祖母は、4年前79歳の時にイエス様を信じて洗礼を受けた。救われる前は、人と会うことが苦手で家に引きこもってばかり、会話の受け答えもたどたどしかった。そんな祖母が救われてからというもの

神様は私の人生に真の土台を据えて下さった。その過程は生やさしいものではなかったけれど、イエス様が共に居られることが何よりの助けであり、平安であると改めて知ることができた。

何よりも僕たちに必要なものは、イエスさまの愛の内にとどまること。そうすれば神さまはすべてを良い方向へと導いてくださるから。